AGA

AGA(男性型脱毛症)とは?

AGA(男性型脱毛症)の悩みイメージ

AGA(AndroGenetic Alopecia)とは、成人男性にみられる頭の毛が薄くなる男性型脱毛症のことです。他の脱毛症と異なり、思春期以降に額の生え際や頭頂部の髪がどちらか一方、または双方から薄くなり進行していくのが特徴で、細くて短い髪の毛が増え、薄毛・抜け毛が目立つようになります。AGAの発症年齢や進行の程度には個人差があり、何もしないでいると薄毛・抜け毛が徐々に進行します。

原因

原因としては一般的に、脱毛因子を作りだすとされるDHT(ジヒドロテストステロン)や遺伝、老化、頭皮の硬化、衛生状態、ストレスなどが関係すると言われています。

治療方法

AGAの有力な治療法として、外用薬に代わって、プロペシアやザガーロという内服薬が開発されました。これは脱毛因子のDHTという物質を抑える作用があります。プロペシアの後発品としてフィナステリドという薬もあります。

薬の効果

お薬を内服されて1年後には半分以上の方の毛が増えています。また、薄毛・抜け毛の進行が止まった方を含めるとさらにそれ以上の方に効果が認められています。使用開始5年後には90%の方で効果あると言われています。

副作用

内服薬の副作用に、胃の不快感と性欲の減退などがあげられます。もし症状が起こった場合には、内服を中止すると症状は改善します。

服用の注意点

AGA治療薬の服用は食事に関係なく1日1回の内服で6ヶ月以上飲み続けることで効果がでると言われます。以下について注意した上で、必ず医師と相談しながら内服するようにしましょう。

服用時に注意すること
自己判断で治療を中止しない
誤った飲み方をしない

費用(全額自費負担)

健康保険が使えないため費用は全額自費となります。

診察代
1,000円(税込)
プロペシア錠 1mg (28錠)
8,000円(税込)
フィナステリド錠 1mg(28錠)
5,000円(税込)
ザガーロカプセル 0.5mg(30カプセル)
10,000円(税込)
デュタステリドカプセル 0.5mg(30カプセル)
7,000円(税込)

ED

ED(勃起不全)治療

ED(勃起不全)の悩みイメージ

ED(Erective Dysfunction)とは勃起不全のことで、性交時に十分な勃起が得られない、あるいは維持できない状態です。加齢に伴ってEDの割合が増え、日本のED有病率は、現在約1100万人と言われその8~9割を50~60代が占めます。また、男性不妊の原因の約2割がEDであることも判明しています。

原因

器質性ED:
動脈硬化の進行や神経に障害がある場合で、50歳代に多い
心因性ED:
精神的なストレスがある場合で、30歳代、40歳代に多い
混合型ED:
動脈硬化の進行や神経に障害があり、精神的案ストレスがある場合で、50歳代、60歳代に多い
薬剤性ED:
ある薬剤を服用している場合

EDの状態

勃起できない状態のことだけをEDと呼ぶと勘違いしている方も多いようですが、EDでも勃起できない状態は重度の症状とされ、実際の患者数は軽度や中等度の症状の方が非常に多くいらっしゃいます。症状の重さにより、軽度・中等度・完全型に分けることができます。

軽度:
たまに勃起できない、硬さが十分でない、維持力に欠ける
中等度:
たまに勃起できるが十分でなく、時々性交ができない、持続力が十分でない
完全型:
勃起しないため常に性交ができない

ED治療薬の服用を控えた方が良い方

  • 今までにEDの治療薬を服用してアレルギーを起こした方
  • 心血管系障害などのために医師から性行為が不適当だと診断された方
  • 低血圧の方や高血圧の方
  • 脳血管に脳梗塞や脳出血などの病気のある方、心筋梗塞を起こした方
  • 進行性の夜盲である網膜色素変性症と診断された方

費用(全額自費負担)

健康保険が使えないため費用は全額自費となります。

診察代
1,000円(税込)
バイアグラ25㎎(作用時間約4時間)
1,400円(税込)
バイアグラ 50mg(作用時間約4時間)
1,600円(税込)
バイアグラは食事の影響を受けやすいのですが、ED治療薬として知名度は高く愛用者も多い治療薬です。
シアリス 10mg(作用時間約36時間)
1,800円(税込)
シアリス 20mg(作用時間約36時間)
2,000円(税込)
シアリスは食事の影響も受けにくいのが特徴です。ただし、食直後は避けた方が良いです。

プラセンタ注射

プラセンタとは

内臓や肌の悩みイメージ

プラセンタとは胎盤のことで、妊娠時に母体と胎児がへその緒でつながり、胎児が元気に育つための重要な役割を果たす器官です。組織的には胎児の方に属しています。
そこには胎児が子宮の中で驚異的な成長を遂げられるよう、ヒアルロン酸、コラーゲン、必須アミノ酸、たんぱく質などの栄養素と成長因子が含まれています。これら成分には体内環境を調整する作用があり、組織を本来あるべき状態に修復・再生しようとする大きな力を発揮します。
もともとプラセンタは、肝機能を改善する薬剤として使用されていました。その後美肌作用や更年期障害を改善する働きもあることなどが判明することで、美容療法のひとつとして用いられるようになりました。このほか、肩こりや倦怠感といった症状にも効果が期待でき、抗アレルギー作用や免疫賦活作用があるとも言われています。

プラセンタ注射の効果

注射による投与のため、速やかな効果が期待できます。一方、持続期間が約2~3日と短いです。このため、継続的な効果を期待する方は、最初は週2回ほどの頻度の注射をオススメします。

  • 慢性的な疲れを感じる方
  • 肩こり痛、腰痛、膝の痛みなどの関節痛をお持ちの方
  • スポーツで筋肉痛や筋肉疲労が抜けない方
  • 乾燥肌、アトピー性皮膚炎の方
  • 冷え性、生理不順、生理痛がひどい方
  • 更年期障害の症状がある方
  • シミ、くすみ、肌荒れが気になる方
  • 予防美白効果
  • 自律神経失調症、拒食症、不眠症の方
  • 肝機能の改善
  • 花粉症などのアレルギー症状の改善

副作用

  • 主な副作用は、注射部位の内出血、疼痛、発疹、熱感、掻痒感、硬結です。
  • 何かしらのアレルギーがある方は、アレルギー症状があらわれる可能性があるため事前にご相談ください。

デメリット

平成18年10月10日より、厚生労働省の指示により、ヒト由来プラセンタ製剤を注射された方からは、安全性が確認されるまで当分の間は献血をご遠慮いただいています。事前にご了承ください。

費用(全額自費負担)

健康保険が使えないため費用は全額自費となります。

プラセンタ注射
1A 1,500円(税込)
2A 2,500円(税込)

にんにく注射

にんにく注射とは

疲労の悩みイメージ

ビタミンB群とビタミンCを配合し疲れの原因である乳酸を分解してエネルギーに変えると効果がある疲労回復に有効な注射です。このため、アスリートのパワーの源と言われ、芸能人やプロスポーツ選手など多くの方々に利用されています。疲労回復に有効なビタミンB1を主成分とした水溶性ビタミンを、静脈に直接注射、または点滴をします。ビタミンBやビタミンCは、運動・疲労・ストレス・喫煙・アルコール摂取で大量に消費されるので、活力を注入したい時にはオススメです。

こんな症状があるときはにんにく注射をお試しください

  • 慢性的な疲労がなかなか抜けずにだるい
  • 過労や夏バテで食欲がわかない
  • ここ一番の大事な仕事の前の滋養強壮に
  • 手足のしびれがある
  • 風邪がなかなか治らない
  • 長引く肩こり
  • 冷え症で体力に自信がない
  • よく風邪を引く

「にんにく」そのものは入っていません

にんにく注射という名前で勘違いされがちですが、にんにくそのものが入っているわけではありません。にんにくの成分であるアリナミン(ビタミンB1)を多く含んでおり、注入すると鼻ににんにくのような硫黄の匂いがするため、このように呼ばれています。

期待できる効果

倦怠感、食欲不振、皮膚トラブルなどの症状改善
スポーツ選手などに利用者が多いにんにく注射・点滴は体内でエネルギーを産生したり、疲労物質を除去したりするためにのビタミンB1を多く含みます。
疲労回復、筋肉痛、肩こり、冷え症、腰痛、関節痛、ニキビ、肌荒れ、口内炎、二日酔いなどに即効性
ビタミンB1は、食事やサプリメントでもある程度は補うことができますが、症状が強い場合や即効性を期待する場合は、にんにく注射による補充が有効です。
体力の回復、リフレッシュしたい、病み上がりの時、夏バテで食欲の無い時、元気に仕事をしたい時
にんにく注射にはビタミンが多く含まれておりますので、美や健康を保つ上でもとても効果的です。

注射の方法

  • 当院でのにんにく注射、パワーアップ注射は、点滴で行います。
  • 所要時間:約15分~20分
  • お時間のない方は、静脈内に直接注射することもできますので、お申しつけください。
  • 注射の頻度は目的・個人差にもよりますが、疲れが気になる方はまずは週に2~3回をおすすめいたします。
  • その後は1~2週間に1度のペースで継続的におこなうと、より効果的です。

副作用・リスク等

副作用はほとんどありませんが、過去にアレルギー経験のある方は担当医にご相談ください。その他、基礎疾患として以下の方は施行できませんので、あらかじめご了承ください。

  • 心不全や呼吸不全
  • 腎機能障害
  • 肝機能障害
  • コントロール不良な糖尿病
  • 悪性腫瘍の方
  • 薬剤アレルギーが複数ある方

費用(全額自費負担)

健康保険が使えないため費用は全額自費となります。

にんにく注射(1回) 1,500円(税込)
主な成分:アリナミンF、ビタミンB
睡眠不足、疲れがとれない、体がだるい方
パワーアップ注射(1回) 2,500円(税込)
主な成分:肝庇護薬、アミノ酸、ビタミンB、ビタミンC
つい飲みすぎてしまう、肝臓を元気にしたい方

エクオール

更年期の悩みイメージ

エクオールは女性ホルモンのエストロゲンとよく似た働きをする成分です。40歳以降の女性の起こることが多い手指の不調に対してエクオールを補うと症状が緩和されることがあります。

こんな症状の方はエクオールをお試しください

  • 起床時に指がこわばる
  • 手のしびれや関節の痛みがある

これらは40歳以降の更年期症状です。更年期症状のある女性の尿中を調べたところ、排出されたエクオール量が尿中に少ない人は症状が重いという結果が得られました。エクオールの量が更年期障害の症状に大きくかかわっています。

エクオールに期待される効果

  • ホットフラッシュ
  • 首こり、肩こり
  • 肌のシワ
  • 骨密度の減少を抑制
  • 悪玉コレステロールを減少
  • 糖代謝改善
  • 血管機能改善

40歳以上の女性の手指の病気に有効性が期待されます

40歳以上の女性に手指の変形が出てくる病気に変形性指関節症があります。

ヘバーデン結節:
第1関節が腫れたり曲がったり痛みを伴ったりする変形
ブシャール結節:
第2関節に起こる変形

現時点では原因は不明ですが、発症が更年期の女性に多く、また利き手以外の手指にも症状が現れることから、女性ホルモンが関与している可能性があると考えられています。女性ホルモンに似た働きを持つエクオール含有のサプリメントの摂取が、初期の症状の緩和に役立つという報告もあり期待されています。また、更年期に起こりやすい手指の疾患として以下のようなものもあります。

  • ばね指
  • ドケルバン病などの腱鞘炎
  • 手根管症候群
  • 母指CM関節症

これらの疾患も女性ホルモンの関与が推測されておりエクオールの有用性が期待されています。更年期のみならず女性ホルモンの大きな変動が起こる産後・授乳期にも有用です。

費用(全額自費負担)

健康保険が使えないため費用は全額自費となります。

エクエル
120錠 4,400円(税込)